ハイスピード・ドライバの高いアクセス性能について

ハイスピードドライバ(HSD)は、さまざまな把持と操作の方法が可能です。順手(ノーマルポジション)・逆手(リバースポジション)操作を駆使することで、従来のドライバでは作業が困難であった状況でも、無理なくしかも迅速・軽快に作業ができるようになります。

下は、リバースポジション操作によるドライバ操作例です。
場所的な制約から、作業者がネジに正対できないような状況でも、腕とドライバを入れることができれば、ネジの操作が可能で、さらに早回しも効きます。

ハイスピードドライバの高いアクセス性能:リバースポジション操作

ドライバ操作の動画(HighSpeed Driver  17)を HSD詳説1  ~高速性と柔軟性~ の、「様々なネジの状況に対する高いアクセス性能」の項にアップいたしました。

本ドライバの柔軟性と、さまざまなネジの状況に対するアクセス性能の高さを示す例として、ご参照いただければ幸いです。

コインで回す

時々、「コインで回してください」というネジに出くわすことがあります。

コインとは何か? 普通には硬貨を使用、ということなのでしょうが、こういったネジが出てくるたびに、硬貨を探してくるのも芸がなく、使い勝手もよくありません。また硬貨を傷つけてはいけない、という決まりもあります。

そこで、ハイスピード・ドライバに装着して使えるように、コイン型先端工具を自作してみました。

加工の元となったのは、ソケットレンチやラチェットレンチに使うソケットを、六角軸に変換するソケットアダプターといわれる工具です。

12.7mmSq→6.35mm変換ソケットアダプターを研削してコイン状の形を削り出し、表面を磨いて形にしました。

コインの代用としては上々で、ハイスピード・ドライバとのコンビで早回しも効くので使い勝手はよいです。形もまずまず決まっていると思います。
私が使う範囲では、著しいトルクが必要な場面でもないので、問題なく使えています。


私がこれを自作したころは、コイン代用の先端工具はなかったという認識で、そもそもコインネジはマイナーな存在でいずれ消滅していく、と思っていました。しかし最近検索してみると、コインドライバはもとよりコインドライバ先端工具まで市販されています。

意外にいろいろな場面で、コインあるいはコイン状ドライバで回すネジ、というものがあって、コインドライバにも需要があるようです。

動画中の自作先端工具

極端な閉所への対応、として閉所用ホルダをご紹介していますが、その中で、プラスネジ用の極短先端ビットをピンセットで装着しているシーンがあります。

これがその先端ビットです。

ご覧のように、市販のプラス(No.2)用先端ビットを、六角部分がかろうじて残る程度まで削り落として短くしています。

ホルダには磁力で吸い付くので、ホルダからはずす際は、ピンセットで摘み外します。


また、円管内面のバリ取り、として、極短サイズのドリルビットが登場しています。

ドリルそのものを6角シャンクに加工することは不可能なので、プラスネジ用の短い先端ビットを平らにかつ短く加工した上で、ドリルビットのほぼ先端部だけ残したものをエポキシで接着しています。

強い負荷には耐えられそうになり造りですが、管の内側の面取りをするというアイデアが成立しているかどうかの実証実験には使えています。

 

おことわりとご注意

ブログでは、自己流の加工による工具・先端工具の記事等も掲載する予定です。

それらの加工方法には、かなり強引なものもあり安全性を保障できません。また、できたものについても安全性や耐久性をテストしているわけではありません。

このサイト・ブログにおける記事や工作・工作結果等につきましては、当サイトは一切責任を負いかねます。参考とされる方・追試される方は、自己の責任においてなされますよう、よろしくお願いいたします。

サイトを開設いたしました

はじめまして。サイト管理人の iratsuko(いらつこ)と申します。

サイト “HighSpeed Driver” を開設いたしました。

このサイトでは、メインとして「ハイスピード・ドライバ」(HighSpeed Driver:HSD) のご紹介をしています。

ブログでは、ハイスピード・ドライバ、及びその周辺的話題について、書いていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。